チェリーボンボン
2006年 03月 07日
半年以上経過してこんな感じになりました。
これを使ってチェリーボンボンを作りました。
本当は、バレンタインデーに向けて作るつもりで準備してあったのですが
祖母の葬儀などがあって1月はとても慌しかったので
作らなくっちゃーと思いつつ機会を逃していました。
まずはさくらんぼにフォンダンに包みます。
時間を置き熟成させるとチョコレートの中で
さくらんぼに含まれたブランデーと浸透圧により
溶け合って食べた時にとろりとしたシロップが流れ出ます。
温度管理を考慮しつつ作るチョコレート。
久しぶりに温度計を持ち出してテンパリングもきっちりとやりました。
使ったチョコレートはヴァローナでカカオ72%というビターなものを。
大人のチョコレートですしね、ビターがいいだろうなーと。
さくらんぼを漬けた時のブログを見たらナポレオン使ってる!
と我ながら驚き、じゃチョコレートも奮発せねば・・と思ったのでした。
週末に作ってたのですが、その時意外な事実が明らかに!
・・・オレ、あんまり好きじゃないんだよねぇー、と、夫。
えっ!マジっすか?・・・
洋酒好きな夫のことだからチェリーボンボンは
好みだろうと思ってたのに・・しかも結婚8年目にして初めて知った!
これを30個も作ったのに、どーするんだぁ~・・・!
実は私もそれほど好きじゃなかったり・・・。←ブランデーとウィスキーは体質に合わない
でも・・・もしかしたら、果実から漬け込み、半年待って仕上げたものは
今まで食べた味の記憶とは違うものが出来上がっているかもしれないし。
とりあえず熟成するまであと1週間以上。
美味しいかもしれないと少し期待をしつつ待ってみよう。
それと、おまけの作品。
息子作、苺チョコレート。
チョコレートがけをしている作業中に
「ボクもやりたいーーー!」と息子が寄ってきたのですが
チェリーボンボンだけは、これだけはお願いだから邪魔しないでー!と
今回だけは譲れないため、冷蔵庫に瀕死になりそうな苺があったので
それを与えて、最後にボウルに残ったチョコレートで。
しかし、これがわりと美味しかったのでした(笑)