染付けの大皿
2009年 06月 21日
全貌は写してないけれど、30cmぐらいの隅切四方皿
この形、骨董市ではよく見かける大皿です。
いつか欲しい形のひとつではありましたが
絵の気に入ったものがずっと見つからず
あったとしても手が出せないお値段だったり。
先月、気に入った絵のものがあったのだけど
値段を聞いて、諦めたのです。
でも、帰ってから後悔し始めて・・
まったく手が出ないというほど高いわけでもなかったのだから
少し奮発しても良かったな・・・なんて思い始めて。
今月出かけたとき、まだ残ってたら、今度は迷わず手に入れよう。
心の中で決めてました。
そう・・・あったのです。
しかも、先月よりお値段が安くなってました。
先月から気になっていたこと、この柄に惹かれたこと
店主の方にそんな話をしたら
先月の1枚の値段ぐらいで2枚売っていただきました。
縁があったのだと思いました。
伝統的な染付けの絵の感じではなく、更紗にあるような
無国籍な絵柄が気に入ってます。
これからの時期活躍しそうな器をもうひとつ。
骨董価値より、好みと使い勝手重視の私には
いつの時代かは、気にならないのですが、店主の方によると
藍以外に色が入ると時代が下がって大正辺りのものになるそう。
揚げ茄子のつややかな紫が似合いそうだと、見たときに思いました。
鮮やかな赤紫色の長芋の梅酢漬けなんかもいいかも。
家に帰って、汚れを落としながら
何を盛り付けたら映えるだろうか・・・
器が料理を引き立ててくれる組み合わせを
考えるのが、一番の楽しみかもしれません。