最近読んでいる本
2010年 02月 09日
図書館に入りたくさんの蔵書に囲まれると
これを全て読んでもいいのだ~と思うとわくわくするのは
本好きの人なら皆思うのではないのでしょうか。
素晴らしいと強く思ったのは、ある本のシリーズを探していて
でも、私の住む街の図書館では扱いがなかったのですが
近隣の市から貸し出すことも出来るというじゃありませんか!
読みたかったのはこの「お茶の心」のシリーズ。
骨董市めぐりをしていると、お茶道具に出会うことが多く
私には茶道の知識が全くないので、
この本で少しその世界を覗いてみたかったのです。
小説の「利休にたずねよ」を昨年読んだのも影響しているのかも。
なんと一冊13000円もするのです。それが7冊。
自分では到底買えません。
それを読めるのですから、ありがたいありがたい。
今、寝る前にやはり図書館から借りて読んでいるのが、この二冊。
小説は一度読み始めると、止まらなくなってしまい
気づくと空が明るくなっている・・なんてこともあるので
長編小説は、時間のある時に。
寝る前に読むのはエッセイや料理の本が多いです。
タイトルがすごいのですが
「死ぬ前に味わいたい1001食品」
こちらは本というか、図鑑のようなもの。
珍しい食材が多く掲載されていて世界には
こんなにもいろんな食材があるのかと驚くばかり。
日本の片隅に暮らす普通の主婦の私の口には
死ぬ前どころか、孫の代まで入ることのない物のほうが多いのだけれど
扱い方や食べ方、エピソードなども読んでいて面白いです。
もう一冊は辰巳芳子さんのお母様、辰巳浜子さんの本
初版は昭和44年だそうです。まさに私が生まれた年。
新版となり、芳子さんが再現された写真が挿入されています。
現代の分量だけが記された料理本ではなく
料理の背景や分量だけでは伝わらない行間を読むような本。
そういった料理本が私は好きなのだと思います。