古いタイプライターとレトロな電話
2017年 11月 06日
どちらもちゃんと使える現役、1960年代のもの。
オリベッティのタイプライターはほとんどラベル用。
インクリボンが打つ、掠れたような文字と
タイプライターならではの字体が好きで。
シールでも紙袋でも封筒でも紙さえ入れば
打てるので、意外と使えるのです。
間違えたら全てやり直しなのが
良い緊張感を生みます。
カメラもフィルムの頃はそうでしたよね。
いくらでもやり直せるどころか
全く別の状態に加工すら出来てしまう
デジタルには絶対に感じることはないもの。
電話はアメリカのもの。今は用があるなら携帯にかかってくるか
SNSでやり取りしていて勧誘とか案内とかあんまり出たいとは思えない
内容の電話しかかかってきませんし、ほとんど鳴ることもありませんが
時々鳴る時に響くのが電子音じゃないのがいいのです。
留守電機能もナンバーディスプレイもないけれど
特に不便も感じません。
長電話で叱られた10代を思い出すコードのある電話。
今は通話すらしなくなってSNSでのやり取りが
メインだけれど、声を聞くことで言葉には出来ないことが
伝わることもあるよね・・なんて思ったりもします。