今年のいちごジャム
2009年 01月 12日
今や苺は春のものではなく初春のもの。そう感じてもおかしくないくらい。
ジャムにしようと思う粒の小さいものを見かけるのも早くなって
今年はもう出回っていました。
この値段なら・・・と思うジャムに加工する苺の自分なりの上限があって
そんな苺を見つけたので、今年最初のイチゴジャム。
今回のいちごジャムは例年とは作り方を変えてみました。
いつもは苺そのものの水分を引き出してから煮て
透きとおるように作るのですが、
今回のものは、苺のピュレで実を煮るようにしてみました。
だからジャムというよりソースに近い仕上がり。
味もぐんと甘さを抑えています。
タルティーヌの朝食。
パンにジャムをのせるのをタルティーヌって言うらしいんです。
ちょっと格好つけて言ってみました。(笑)
なんてことはない、パンにジャムの朝食です。
りんごジャムは年末にたくさん友人からいただいて作っていたもの。
これまた頂き物のかぼすと合わせたりんごジャムです。
見えてませんが、いちごジャムの下にはバターを
りんごジャムの下にはクリームチーズが隠れています。
器はこれまた骨董市で掘り出してきたもの。
5枚で100円。破格なお値段でした。
だけど、すごく気に入ってます。
和食器なんだけど、絵付けが洋食器のようで幅広く使えるのです。
今年、自分で心がけようと思っていることがあります。
それは「分相応」
今年は年齢も節目を迎える年なのですが
そろそろ、背伸びも見栄もやめて自分らしく生きていきたいな・・と。
器選びも着るものもお金の使い方も。
元々人と同じは好きじゃないし、誰かの価値観をそのまま自分に
取り入れたいとは思わないほうだと思っていたけれど
でも情報過多の今の時代に誰かの言葉や価値観に流される部分もありました。
背伸びをすることで、自分を知ることはあると思いますし
それが今までは必要な時期だったんだろうとは思います。
分相応かどうか・・・ひとまずこの言葉を自分に問いかけつつ
今年は暮らしていこうと年頭に思ったのでした。
忘れないように、ここに書きとめておこうと思います。