栗の渋皮煮 ラムバニラ風味
2009年 09月 17日
今年も栗の季節がやってきました。
栗を見ると、作りたくなってしまう、渋皮煮。
忙しくて時間もないのに、つい買って帰ってしまいました。
渋皮煮を作るには数日かかります。
下ごしらえだけは休みの日にのんびりと済ませ
あとは夕飯の後、片付けつつ、その傍らで味を含ませること3、4日。
温めては冷ます。これを繰り返すことで味がしみていきます。
「焦らないこと」がおいしくなる秘訣でしょうか。
出来上がった渋皮煮。
うちの渋皮煮には、ラムとバニラビーンズで風味と香りをプラスします。
普通の渋皮煮にしてみようと毎年思うのに
やっぱりなんか物足りなくて、ラムやバニラを足してしまいます。
今回のラム酒は、これを使用しています。
この時の記事によると、2005年に漬け込んでたもの。
漬けたまま、今の今まで保存しておりました。
ブログがなかったら、いつ漬けたのかも忘れてしまってますね。(笑)
香ばしい甘栗の風味が移ったラムは、とろりとして
まるでシロップのようでした。
4年も漬けていると、元は甘栗だったとは思えないぐらい
風味のある栗に変化していました。
この甘栗で、近々何か作ってみようと思っています。
渋皮に傷をつけてしまったりして使えなかったものは
お決まりのように栗ごはんにしました。
もち米も入れた雑穀米の栗ごはん。
少量のもち米を加えて炊くと、もちもちのごはんになります。
他に、茹でた栗を裏ごししたものを保存してあります。
今は時間がないので、そのうち何か作ろうかと。
感心されているのか、半分呆れられてるのか
ブログを見てる友人にマメだよねぇとよく言われるけれど
日々のごはん作りは、義務的な要素が大きいけれど
こうした季節の保存食は、ほとんど私の趣味。
栗の皮をむきながら、ふっと浮かんでくるいろんなこと。
単純作業が多いほど、ぼんやりと考えながら頭を整理していく。
それが私にとっていいストレス発散になっているのかもしれません。