冬の梅仕事
2015年 03月 03日
この頃に仕込んだ梅干。
そろそろ食べ頃です。
土用干も終われば食べることができますが
塩が馴染んで落ち着くのは半年後ぐらいから。
年を越して大寒を過ぎた頃からと決めています。
ちょうどこの時期から、うちの梅干番長である
息子の野球部が試合のシーズンになります。
冬の間は試合が禁止されていてもっぱら体力作りになるので
お弁当を作る機会もなくなります。
試合が始まると毎週のようにお弁当やおにぎりを持参するので
梅干しの消費もアップします。
それも今年限りで来年からは毎日お弁当持参なので
もっと梅干しを仕込まねば。
結局去年は最初は2kgだったのが後から追加して
合計7kgを仕込んでいました。
保存はこの大きなガラス瓶ですが、少量ずつ別の陶器の壺に移して
あまり触れないようにしています。
そして、ここのところ梅干以外で毎年仕込むのが
この梅甘酢。やはりこちらもこの時期から解禁。
ガラス瓶から使い易いように瓶を差し替え、実を取り出します。
実の方は、カラカラになってしまってるのですが
鶏の手羽やさんまを煮る時に入れるので捨てずに再利用。
シロップで煮て甘露煮にすることもあります。
梅甘酢は梅干を作るときにできる副産物の梅酢と合わせて
寿司酢にしたり、酢の物に使ったり、チキン南蛮の甘酢も
この梅甘酢を使っています。
味噌を仕込むのも大寒の頃ですが
雑菌が繁殖しにくいからという理由だそう。
大寒の頃にする梅仕事はそんな理由もあります。
お向かいの家の梅の花は今が満開。
春はもうすぐ。
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