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野球部男子 最後のお弁当

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引退する日のお弁当の画像が出てきました。
部活最後のお弁当は生姜焼きでした。











10月の終わりに引退した3年生保護者を
慰労してくれる会がありました。
暑かった最後の夏の日は薄れてしまっていたはずでしたが
ひとりひとりの挨拶の中で部員には見せなかったこと
それを見守る親の気持ち。
葛藤や苦悩は我が家だけではなかったと
改めてこの2年半は濃い時間だったなと感じた会でした。

息子の苦悩は怪我でした。
通算すると半分以上の時間を故障者で過ごしました。
3年になってからも春の大会以降に原因不明の肘の怪我。
焦る気持ちは息子だけでなく私にもあって
良かれと思って言ったはずの言葉が
息子を傷つけたこともありました。
そして行き場のない息子の怒りは私に向き
容赦なく浴びせてくる鋭い言葉の数々。
それが、息子のどこへも向けられなかった焦りや苦悩の
一端だと分かってはいても
私はサンドバックではないのです。
受け止めきれないこともありました。

なんとかして怪我を治すために
西洋医学でダメなら東洋医学にすがってみようと
鍼治療をしてようやく希望の光が見えてきたのですが
もう少し早かったら、息子の夏の大会は違っていたかもしれません。

慰労会で息子からの手紙を渡されました。
感謝状という名目だったのですが
そこに書いてあるのは感謝だけではなかった。
最後にプレーする姿を見せてあげられなかったことが
心残りだと書いてありました。

夏の大会、息子の出番はなく終わってしまった。
何とかして怪我を克服してこの大会に備えた息子の気持ちを思うと
最後にマウンドに立たせてやりたかったと思いました。
息子が思うような投げている姿が見れないから辛かったわけではなかった。
息子の悔しさがわかるのが親は辛いのだと思うのです。
試合後、他の部員は悔し涙の後に笑顔を見せましたが
息子だけは泣きもせず笑いもしませんでした。
これが最後の夏の終わりでした。


辛かった練習も犠牲にしてきた事もある中で活躍する場もないまま終える最後の夏。
華やかな甲子園までの道にはそんな悔しさを抱えた球児が沢山いるのです。
もちろん、それだけではなく、過ごしてきた過程や得るものも多いと思いのですが。

この先も忘れたくないので、いつかこの気持ちは薄れる前に
書こうとしていたのですが、書くまでに晩秋を迎えてしまった。
最後のお弁当の写真を見てようやく言葉にすることができました。

このお弁当箱もこの日を最後に出番はなくなりました。
普通サイズのお弁当箱を持って行くようになり
普段の食事も人並みになり、息子は大会前と比べると8kg痩せたようです。
食べないと痩せる・・。
当たり前なんですが、息子より食べてないはずの私には羨ましいです。(笑)


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by Himawari_August8 | 2018-11-07 13:40 | Lunch Box | Trackback

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