懐かしい実
2007年 06月 02日
お店には並ばない果実で作ったジャムふたつ。
ひとつは、「ぐみ」
我が家の八重桜の隣に植わっているぐみ。
たくさんの実をつけたので、ジャムに。
さくらんぼよりも小さくて、味は酸っぱくて。
ジャムにしても、えぐみが少し残りました。
初めて作ったので、えぐみが残るとは思わなかった・・
今度作る時はえぐみを取る為に茹でこぼしてみようと思います。
もうひとつは桑の実でした。
英語ではマルベリーっていうのですね。
これは父が自生していた桑からとってきたもの。
久しぶりに桑の実を手にしました。
小学校への通学路に桑畑があったのです。
よく学校帰りに摘んで(盗んで)食べました(笑)
手を紫に染めながら・・・。
思えば、それは私が今の息子ぐらいの年頃のこと。
息子もなかなか学校から帰ってこなくて何をやってるんだか・・と
思ってましたが、桑の実を見て、小さな思い出が甦ってきました。
あの頃は通学路には毎日楽しいことがあちこちに散らばってました。
タンポポで作る風車、カラスノエンドウの笛、おいしかったさつきの甘い蜜。
ポケットに詰め込んだへびいちご。
ひとつの石をひたすら蹴りながら、家まで持って帰ってきたことも。
息子が遅いのも、きっと楽しいことがあるのでしょう。
でも、それにしても帰るのが遅すぎる・・・!