栗の渋皮煮
2007年 09月 19日
今年は早々に栗の渋皮煮を作りました。
栗は市内で採れた地元産です。
この街にも栗の木があるんだなと思うとなんだか嬉しい。
小さな頃、今の息子と同じくらいの頃
住んでた家の隣には雑木林があってそこには山栗がありました。
栗が実ると、木をゆすり落としたものでした。
正確には、助走をつけて思い切り木にライダーキックをしたわけなのですが。
そしてイガ栗が落ちてくる前に逃げるのです。
採った栗を茹でてスプーンですくって食べるのが楽しみでした。
渋皮煮を作るために鬼皮を剥きながら
息子にそんな昔の話をしてみたり。
栗には特別興味は無いようだけど、何でも蹴りたい腕白な息子は
ライダーキックをして栗を採るのはやってみたいようでした(笑)
渋皮煮は二日かけて灰汁抜きをし、さらに二日かけて甘味を煮含ませます。
黒砂糖も使ったので黒蜜煮みたいな仕上がりに。
私が作る渋皮煮は、ラムとバニラビーンズも入れるので
こっくりとした仕上がりになります。
出来上がった、渋皮煮をさつま芋のペーストでくるみ茶巾絞りにしました。
ペーストには、バターが入ってます。粒々は、ポピーシードです。
実はこのお芋のペーストは、スイートポテトを作る過程の途中のものを使用。
この後、卵を加えて焼くのです。
見かけは和菓子なんだけど、味は洋菓子。
ちょっと意外性のある栗のおやつになりました。