ご飯がおいしくなる器
2008年 03月 20日
お正月に読んだ本の影響もあるのかも。
民芸陶器がもつ素朴さや温かさって
日々のごはんにしっくりくるように思います。
小鹿田焼には
青菜のお浸しや切干大根やひじきの煮物にきんぴらごぼう
昔ながらのお母さんの味みたいなお惣菜が良く合う
水玉模様みたいな、益子焼は中でも一番のお気に入り。
茹でて冷水で締めたツルツルのうどんとか
山盛りのもやし炒めとか、にら玉。
猪口には一人前のポテトサラダ。
時には食後に食べる苺とか。
大皿と猪口はセットじゃないのです。
違う時に、違う場所で埃まみれの中から見つけたもの。
並べたらよく似てた。
民芸陶器って日常の中から生まれ必要とされて残ってきたもの
そんな作意もなく作られたものだからこそ
普通の人々の普通の食卓に馴染み、親しまれてきた器。
それはごはんをおいしくしてくれる器だと私は思うのです。