ごまあたり器
2008年 04月 21日
通っている骨董市でいつも立ち寄るブースがある。
どこかの家の物置やキッチンの棚を持ち出してきたみたいな品々が並ぶ。
骨董品というよりも不用品の処分のような。
でもその中に、オヤッと思うものがあったりする。
そこで見つけた木で作られた道具。
川越市にある「そうび木のアトリエ」の「ごまあたり器」
炒った胡麻を入れて手のひらでゴリゴリと回す。
溝がないので手入れも簡単、蓋があるので飛び散らないし
力も要らない。息子の小さな手でも上手くできる。
胡麻の油分がしみこむことにより手入れも不要なのだそう。
一度も使われた形跡がなかった。
貰ったまま、しまい込まれていたのか、忘れられてたのか。
自分で擂った胡麻は格別の味がするらしい。
改めて胡麻っておいしい!と息子は知ったようでした。